⌒今回の航海はどこにいく?
船みたいな形でくるぶし丈。すっぽりと靴の中に隠れられる、悠々自適なあなたに決めた!
靴下王国「+10・テンモア」の中ではこの長さを「カバーソックス」と呼んでいます。
⌒「カバーソックス」の航海ルートを見てみよう

➶カバーソックスの起源は二十世紀中〜後期。テニスウェアが貴族の女性をくるぶしを覆うくらいの長いスカート、手首まである袖、そして帽子からついに解放された頃のこと。運動する人たちが「本当にこれでボールを打てると思う?」と体にあった仕立てを求めたことから、活動性の高いファッション改革が始まります。そんな背景から、80年代には優雅で女性の魅力を備えたテニスウェアがブームに。大胆に二の腕やふくらはぎを露出したことから、カバーソックスが誕生したのです。
➵80年代の流行キーワード「タイト」は発展を遂げます。ズボンの丈は短くなり、あらわになったくるぶしを完璧な比率で美しく見せるために、日本人にとって室内用だったカバーソックスは、お出かけ用のアイテムへと変わっていきます。
➴そして今日に至るまで、台湾の至るところに「靴下はくるぶしを超えない派!」というカバーソックス派が存在します。本編はそんなあなたに向けて、この航海の秘訣を書いたものですよ!
⌒二艘の船に同時に乗ろう!
分かります。皆さんがくるぶしを出すことや、パンプスが好きで、セットアップを着ていないと安心できないことを。そんな皆さんには、この二艘の船・カバーソックスが安心感を与えてくれます。しっかり踏ん張って、毎日履き替えてくださいね。
足は体の中でも汗をかきやすい部位です。綿のカバーソックスを履くことで、汗が靴の中に留まり細菌を培養するのを防ぐことができます。それに靴下は足と靴との間に入って、歩行時の摩擦による水ぶくれや傷を減らしてくれます。皮膚が敏感な人が長時間靴と接触することによって起こるアレルギーを防止する役割もあるんですよ。
⌒たくさんの人波の中、あなたの船は何色?
急に靴を脱がなければならなくなった時、素敵なカバーソックスを履いていたら? 黒っぽい靴下や裸足に囲まれて、マナーを備えた美しいあなたは、突然色を塗られた記号のように忘れがたい人になるはずです。
長距離移動の車内や映画館の座席など、靴を脱いで両脚を伸ばしたくなったって、あなたは席に心地よく座っているだけで大丈夫。この船が気まずい瞬間からあなたを逃してくれますよ!
⌒「+10・テンモア」の大発見
靴下王国では2014年から綿を梳いて船を編み、様々な織り機の制限に挑戦して変化を遂げてきました。
カバーソックスを履く時、一番の気がかりは「脱げないかどうか」ではありませんか? それについても何年も実験を積み重ね、型の調整を繰り返し、織りのディティールをコントロールすることで、ついに2019年の《豆 カバーソックス》の段階で、脱げにくいカバーソックス作りを成し遂げました。
さらに、肌にフィットするのに締め付け感が少ないという効果も得られんです。 これを機に「+10・テンモア」では、従来のカバーソックスの型を大リニューアルしました。
.png)
冬が来る前に、古いものをこよなく愛する波がどんどん押し寄せてきてしまったのです。
もちろん、カバーソックスへの探究心も続けていますよ!
+10・テンモアからのおすすめ:負片 カバーソックス、センニンガイ カバーソックス、豆 カバーソックス